株式会社 タカムラ鶏園|株式会社 卵のタカムラ


タカムラグループの歴史は、庭先養鶏にはじまりおよそ60年、今日の大規模養鶏へと、時代のニーズに合わせた合理化推進の結実として現在に至っております。言わずもがな、途中には幾多の苦難があり、とりわけ2007.07.16新潟県中越沖地震、2011.03.11東日本大震災、の二度に亘る震災により多大な被害を受けたことは記憶に新しいところではありますが、過去一貫して、お取引先様、同業者、業界団体、行政関係、地域住民、そしてタカムラグループ全社員、その他多くの皆様方のご支援、ご協力、ご理解を頂く中において、苦境を乗り越え、今日の社業発展へと繋げることができました。改めまして、皆様方には心より感謝申し上げます。

どの業界においても、これからの生存競争は、スピードも内容も明らかにこれまでとは次元の違うレベルで激化するのであろうと思いますが、当業界においても、少数寡占化が進む中、抱える問題、迎える問題は難しく、鳥インフルエンザ問題、アニマルウェルフェア(動物福祉)問題、TPP問題など、大きなうねりとなってくるもの、また、少子化や時の豊かさ、意識変化による雇用確保の難しさも深刻化してきており、極めて難しく厳しい経営判断、決断を求められる時代の到来を痛感しております。であればこそ、立ち止まり、過去を振り返り、どのような足跡を残してきたかを見直すことの大切さをも感じながら、そしてそこから、ここまで成長してきたグループの将来を見据えた時、深謀遠慮を旨とし、エネルギッシュでダイナミックな経営戦略の下、チャレンジャーとしての意識を持ち続け、たゆまぬ努力を続け、組織をけん引していく所存です。

来るべき時代、タカムラグループの更なる発展が成せるか否か、若き後人達にグループの将来を託すべく、柔軟で盤石な組織体制を築くことも焦眉の急であるとも考えますが、社員一人ひとりの意識改革を含め、全社員一丸となって社業発展に邁進する所存ですので、これからのタカムラグループに対しましても、より一層のご支援ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

株式会社 タカムラ鶏園

代表取締役 高村 庄治